登記完了後
登記申請をしてから、約1週間で登記が完了します。
登記は完了したけれども、正式に自分の会社ができたのかなぁと思う方もいるでしょう。
そこで、登記が完了したら、法務局に行き、登記簿謄本と印鑑証明書を取りにいきましょう。
登記簿謄本や印鑑証明書を取ることで、正式に会社として認められたかどうかを確認することができます。
登記簿謄本
法務局に備え付けてある、登記事項を記入するための公の帳簿の原本全部をコピーしたものに、法務局の登記官が証明文を記入した書類です。
この登記簿謄本は、会社名義の銀行口座を開設したり、会社設立登記完了後に行う官公署への様々な届出をするときにも必要になります。
□交付方法
法務局に備え付けてある登記簿謄本交付申請書に必要事項を記入し、交付手数料分の登記印紙を貼付し、窓口に提出します。
登記印紙は法務局の窓口で販売されています。(収入印紙ではありません。)
□交付手数料
1通 1,000円
印鑑証明書とは
法務局の登記官が、会社の代表者の印鑑(実印)に間違いないという証明をしたものをいいます。
この印鑑証明書も、会社名義の銀行口座を開設したり、会社設立登記完了後に行う官公署への様々な届出をするときにも必要になります。
□印鑑カードの発行手続も併せて行いましょう。
印鑑カードとは、印鑑証明書を取得する場合に必要になるものです。
法務局に備え付けてある、印鑑カード交付申請書に必要事項を記入し、会社設立の登記申請時に提出した印鑑届書に押印した印鑑を押し、窓口に提出すれば、約15分で印鑑カードが取得できます。
印鑑カードの発行料は無料です。
印鑑証明書を取得したいときに、このカードを印鑑証明書交付申請書に添えて法務局の窓口に提出します。
会社の実印の証明書を取得するための重要なカードですので、無くさないように保管してください。
□交付方法
法務局に備え付けてある印鑑証明書交付申請書に必要事項を記入し、交付手数料分の登記印紙を貼付し、窓口に提出します。
その際、印鑑カードも添えて提出することを忘れないでくださいね。
登記印紙は法務局の窓口で販売されています。(収入印紙ではありません。)
□交付手数料
1通 500円
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