会社をつくろう
これから会社をつくろうと考えている皆さん。
『何から始めたらいいのかわからない』
『いくら費用がかかるのだろう』
『会社ができるまでにどれくらい時間がかかるのだろう』
と、思っている方が多いと思います。
そんな皆さんの疑問や不安を解決するために、会社ができるまでをナビゲートします!!
会社を設立するまでの流れをつかみましょう
まずは、会社を設立するまでの全体の流れを簡単に見てみましょう。
会社を設立する方法としては、募集設立と発起設立の2つがあります。
募集設立は、大会社を設立する場合に使われる方法であり、発起設立よりも手続きが複雑
であるため、一般的には発起設立が大多数を占めます。
ここでは、発起設立の流れを説明します。
設立前に必要なこと
会社設立の手続きに入る前に、あらかじめ決めておくべき事項があります。
例えば、会社の名前(商号)や本店を置く場所、事業目的といった事項です。
これらは、会社を設立しようとする人、出資する人たち(=発起人)を集めて一緒に決めましょう。
類似商号の調査、事業目的の確認
商号と、本店を置く場所が決まったら、会社の本店を置く場所と同一の市区町村内に、同じ商号(会社名)がないか、本店を置く場所を管轄する法務局に行き、類似商号の調査をします。
事業目的については、内容や表現について制約を受けることがありますので、法務局の登
記相談コーナーで確認します。
会社用の印鑑を準備しよう
会社を設立するためには、会社代表者印(実印)の用意が必要になりますので、この時点で用意しましょう。
定款の作成
会社の組織や運営についてのルールを定めた「定款」を作成します。
定款の認証
定款を作成しただけでは、何の効力も及ばないので、定款を法的に有効なものにするため
に、公証人役場というところで認証を受けます。
出資金の払込み
定款の認証を受けた後、発起人(代表)の金融機関(郵便局は除く)口座に、発起人全員が出資金を振り込みます。
取締役、監査役の選任
出資金を払い込んだ後、発起人が集まり、取締役と監査役を選任します。
会社の登記申請書類を作ろう
会社の登記申請をするのに、必要な書類を準備・作成します。
登記申請をしよう
本店を置く場所を管轄する法務局へ、準備・作成した申請書類の提出をします。
登記完了後
登記申請をしてから約1週間後に登記が完了します。
しかし、法務局により登記完了日は異なりますので、登記申請をした際に、いつ頃登記が完了するかを確認されておいたほうがいいですね。
設立後のその他手続き
会社設立後、各官公署(税務署、労働基準監督署、公共職業安定所、社会保険事務所、都道府県税事務所、市町村役場)へ各種書類を提出します。
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